画素数解説

画素数について

一般的な解釈として、画素数が多ければ画質が良くなるという認識がありますが、
画質の良し悪しは、1画素当りにどれだけの階調数があるかがポイントとなります。
この点がプロ用カメラとアマチュア(コンシューマ)用カメラの大きな違いです。
アマチュア用は、階調がギリギリの線で作られているのに対して、
プロ用はある程度ゆとりがあるため修正や調整に強くなっています。

プロ用のデジカメの場合、データがきれいであれは、200%拡大は、十分にできるはずです

先生や生徒から提供されるデジカメデータの注意点は?

一般コンシュマー向けカメラの場合、ピクセル数は充分でも印刷画質が落ちてしまいます。
そのため小さいカットでの使用となることを予めご了解いただきましょう。
また、年度始めにピクセル数と印刷寸法との関係をお知らせいただくと良いでしょう。

ピクセル数の算出方法を覚えましょう

デジタルカメラで撮影した写真は「印刷所の入力解像度」と「カメラ側のピクセル数」を把握しておくことで美しく印刷する事ができます。

【算出方法】ピクセル数からの原寸印刷サイズは、以下の公式にて算出できます。

タテ方向ピクセル数 ÷ 解像度 × 2.54(※) = 印刷原寸サイズ
ヨコ方向ピクセル数 ÷ 解像度 × 2.54(※) = 印刷原寸サイズ

つまり「タテ・ヨコのピクセル数」と「解像度」の情報が必要です。

例:タテ方向2000、ヨコ方向3000ピクセル(約600万画素)
弊社学校アルバムの入力解像度350dpiで算出する場合

2000 ÷ 350 × 2.54(※) = 14.51センチ
3000 ÷ 350 × 2.54(※) = 21.77センチ

となり、タテ14.51×ヨコ21.77センチで原寸表現が可能となります。
※印刷所、印刷物によって入力解像度が異なりますのでご注意ください。
その際は、解像度の数値を変更して算出してください。

例:定型ハガキ(タテ14.8、ヨコ10センチ)を350dpiで印刷表現を行う場合は逆算します。

タテ14.8 × 350 ÷ 2.54 = 2039ピクセル
ヨコ10 × 350 ÷ 2.54 = 1378ピクセル

タテ側で2039ピクセル、ヨコ側で1378ピクセル程度が必要という値がでます。

サイズ(センチ)が一緒でも、入力解像度が違うとこんなに違います。

Photoshopによるプロファイル埋め込み方法

Photoshopの設定を確認しましょう

1. Photoshopを起動します。編集→カラー設定を開きます。

バッチ処理をする前に作業用スペースとデジカメの設定が違う場合、ファイルを開くたびにプロファイル不一致メッセージが出ます。
作業用スペースとデジカメのプロファイル設定を同様にすることで作業がスムーズに進みます。
Photoshopの基本になるカラー設定の準備はできました。

Photoshopによる複数画像のリサイズ方法

画像の解像度をそろえましょう

画像の解像度を350dpiにリサイズします。こうしておくと画像の原寸サイズがわかります。
レイアウトした時に拡大率や縮小率が範囲内であるかどうかの目安になります。

※なぜ解像度を350dpiにしなければならないのでしょうか?それは弊社での印刷時の解像度が350dpiだからです。

印刷範囲以内の拡大、縮小率は150〜50%です。この範囲以内にとどめておきましょう。
 1)選別した画像の解像度を350dpiに変更しましょう。1点1点変更するのはとても時間と労力のかかる作業です。
  Photoshopの自動処理機能を使い解像度を変更していきましょう。
 2)アクションパレットの▼をクリックして「新規アクション」を選びます。

 

3)アクションの名前を入力します。
「解像度350dpi」など、わかりやすい名前にしておくとその後の作業もしやすくなります。
名前を入力するとアクションの記録が開始されます。

4)実際に作業をひと通り行います。
解像度を変更する時はpixel/inchの設定か下のチェック項目にチェックが外れているか確認して解像度の数値を350に変更してください。
1画像を開く 2解像度の変更 3別名で保存(Tiffで保存) 4閉じる

 

5)アクションの記録停止をします。アクションの作成終了です。

アクションを使って自動処理させましょう

バッチを使用して自動処理させます。この機能は記録したアクション全てに使用できます。
とても便利な機能です。ぜひ覚えてください。

 

1)ファイル→自動処理→バッチを選択します。

 

3)OKして自動処理が始まります。
※自動処理が終わると元フォルダにはjpgデータが残り、バッチ処理したフォルダには350dpiのTiffデータができあがります。
(事前にバッチ処理終了後の画像が保存される新規フォルダを作成しておいてください。)